研究課題
基盤研究(C)
高齢者はバランスよく食べることや、肉を食べること、豆・豆加工品をとり、塩分を控えるなどの食生活意識が毛髪中亜鉛濃度に反映し有意差を認めた。2年次調査では2010年の猛暑の気象環境が食生活に影響し、毛髪中亜鉛濃度は前年度より低下していたが、自己管理意識が高まり、自覚的症候数は前年度より減少しており有意差を認めた。3年間連続で毛髪中亜鉛濃度低下の高齢者は、食生活に変化がないことを自覚しており、測定結果を確認しても食生活改善には結びつかない実態が明らかになった。
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