研究課題
基盤研究(C)
膀胱上皮の静水圧による伸展(5cmH_2Oから45cmH_2O)は圧比例的にATPの分泌をおこした。膀胱上皮細胞にあるTRPV1チャネル、EP1受容体、ムスカリン受容体の刺激は細胞内小胞体からのCa^<2+>の放出によるATPの分泌をおこした。またアデニル酸シクラーゼにより産生されたcAMPはATP分泌を増加させた。伸展や化学刺激で小胞体内のCa^<2+>は放出され、これが枯渇すると貯蔵量作動性Ca^<2+>チャネルによるCa^<2+>流入がおき、先のアデニル酸シクラーゼ活性を阻害しATPの分泌を抑制した。これは膀胱が伸展に応じてATPが持続的に放出し続けるのに必要な機構と考えられた。
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