日本各地の博物館周辺で哺乳類や鳥類などの死体を標本化する活動をしているサークル・個人が直接顔を合わせる機会として、「ホネホネサミット2009」を開催した(2009年8月22~23日)。34のサークル・個人が出展し、交流を深め、互いの活動状況についての情報を交換した。また、このイベントには、約8000人の市民が参加し、ホネを通じた普及教育の展開についてさまざまな試みを実践する機会も提供した。参加者の中には出展しないまでも、日本各地で同様の活動をしている博物館関係者も多かった。 「ホネホネサミット2009」の中で、ホネに関わる活動をしている関係者の集まりを持ち、継続的にホネについての情報交換をし、普及教育への展開のあり方を考える場として、ホネの全国ネットワーク「ホネット」を結成し、手始めにホームページとメーリングリストを立ち上げた。 初年度として、今度の展開のための下地作りが行えたと考えている。
|