研究課題
基盤研究(C)
インドネシア産群体ボヤ由来の抗がん物質リソクリバディンは、がん細胞のアポトーシス(細胞の自殺:プログラムされた細胞死)に重要なタンパク質であるカスパーゼの活性を促進してがん細胞にアポトーシスを起こさせることが分かった。沖縄県西表島産の海綿からがん細胞のアポトーシスを誘導するアルカロイドを2種類単離した。インドネシア産単体ボヤのアルカロイド成分DDMG-1が示すTNF-α(リウマチやがんなどで過剰に産生されることが知られている)の産生抑制活性の分子機構を明らかにした。インドネシア産の軟体サンゴ(ソフトコーラル)から、TNF-αの産生を抑制する物質3種類を単離した。
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