研究課題
基盤研究(C)
細胞内シグナル伝達機構解明へ寄与すべく、タンパク質中のリン酸化セリン・スレオニンの脱リン酸化を行うセリン・スレオニンプロテインホスファターゼPP1およびPP2A、それぞれに対する特異的阻害剤の開発を目的として研究に着手した。特異的阻害剤開発の方法として、まずそれぞれの酵素に対する特異的な基質を探索し、次に構造改変により特異的阻害剤へと導くことを考えた。その結果、PP1に対する特異的基質を見出すことに成功した。