研究課題
基盤研究(C)
本研究は、中性子実験装置の性能を高めることを目的とするものであり、新しいデバイス(結晶アナライザー)の性能を実証したものである。この実験装置の原理は飛行時間法と呼ばれるもので、実験試料から散乱された中性子が、結晶アナライザーで反射され、検出器に到達する、その到達時刻の確かさが要求されるものである。同時に、検出器に到達する中性子の空間分布も出来るだけ狭くする必要がある。そこで我々は、時間的に、そして空間的に集光させることが可能な結晶アナライザーの設計理論を構築し、その集光効果を計算機シミュレーションと実験により実証した。
すべて 2011 2010
すべて 雑誌論文 (1件) (うち査読あり 1件) 学会発表 (3件)
Journal of the Physical Society of Japan
巻: 80 ページ: SB007
http://jpsj.ipap.jp/journal/JPSJS-80SB.html