研究概要 |
平成22年度は,防災情報共有プラットホームを活用した自然科学と社会科学の融合に基づいた災害安全教育のプロトタイプモデルの開発と,プロトタイプモデルに対する学校教員との意見交換までを行った。 1)防災情報共有プラットホームへの自然科学レイヤーと社会科学レイヤーの実装 自然科学レイヤー群と社会科学レイヤー群から構成される知識データベースを,文部科学省防災研究成果普及事業により構築された既存の防災情報共有プラットホーム(宮城県沖地震対策研究協議会ウェブサーバー*)に実装した。 *http://www.meqdprc.archi.tohoku.ac.jp/Net-SS/main.html 2)防災情報共有プラットホームを活用した自然科学と社会科学の融合に基づいた災害安全教育のプロトタイプモテデルの開発 上記で実装された様々なレイヤーは,ユーザーがWebGIS上で自由にオーバーレイすることができる。地域性が考慮された防災情報共有プラットホームを活用した自然科学と社会科学の融合に基づいた災害安全教育のプロトタイプモデルを開発した。 3)開発されたプロトタイプモデルの発表 平成22年度に仙台で開催された日本安全教育学会第11回仙台大会等において,開発されたプロトタイプモデルを発表し,安全教育専門家および災害安全教育現場の担当者との意見交換により,開発モデルのブラッシュアップを行った。
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