研究概要 |
平成23年度は,開発されたプロトタイプモデルを公開研究会の場で実践し,教育効果の評価とモデル改善のためのフィードバックまでを行い,新しい災害安全教育モデルを提案した。 1)災害安全教育モデルの公開研究会での実践,および教育効果の評価 教育効果の評価結果より、提案モデルの有効性について、日本安全教育学会の機関紙である安全教育学研究で公表した。 2)モデルの改善に向けたフィードバックに基づいた防災情報共有プラットホームの一部改良・拡張 提案モデルの普及にあたっての改善点を整理することができたが、東日本大震災の影響により防災情報共有プラットフォームの一部改良・拡張に着手することができなかった。その一方で、東日本大震災における学校の災害安全に関する問題点と本研究課題との関連性が極めて強いことから、当初予定していた研究成果の公表機会が格段に増加した。 3)研究全体のとりまとめ 研究全体をとりまとめ、少年写真新聞社から発刊された「学校・子どもの安全と危機管理」(戸田芳雄監修)に研究成果の一部を公表することができた。
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