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2010 年度 実績報告書

沖縄県児童のアレルギー疾患・肥満の増加と環境・生活様式の変化との関連性の検討

研究課題

研究課題/領域番号 21610020
研究機関豊橋創造大学

研究代表者

長尾 嘉子  帝京平成大学, ヒューマンケア学部, 教授 (10532963)

研究分担者 大山 建司  山梨大学, 医学工学総合研究部, 教授 (80051861)
キーワードアレルギー / 肥満 / 子ども / 沖縄県 / メタボリック症候群 / 喘息 / アトビー性皮膚炎
研究概要

平成22年2月に沖縄県那覇市36校の小学校の児童の保護者に質問調査を行った。有効回収数は14,072名。
医師の診断を受けた児は、喘息15.1%、アトピー性皮膚炎8.3%、アレルギー性鼻炎22.4%、花粉症0.7%、アレルギー性結膜炎7.4%であった。何らかのアレルギー疾患の診断を受けた児は36.7%であった。
何らかのアレルギー疾患の診断を受けた児の学年別の発症率は1年生34.2%、2年生34.7%、3年生37.9%、4年生36.9%、5年生39.1%、6年生37.7%であった。性別では、男児41.6%、女児32.3%であった。
児の喘息の学年別発症率は1年生17.1%、2年生17.0%、3年生16.9%、4年生15.5%、5年生15.8%、6年生13.9%、アトピー性皮膚炎は1年生8.9%、2年生8.5%、3年生9.7%、4年生8.5%、5年生9.5%、6年生8.6%であった。
父親の喘息の割合は6.6%、母親は8.9%、父親のアトピー性皮膚炎の割合は1.9%、母親は3.6%であった。
児の肥満度の正常(-20~20%未満)の割合は67.5%、高度やせ(-30%未満)0.2%、やせ(-30~20%未満)2.5%、軽度肥満(20~3脇未満)3.7%、中等度肥満(30~50%)2.8%、高度肥満(50%以上)0.9%であった。肥満児(経度~高度肥満)は、男児7.6%、女児7.1%、1年生4.4%、2年生6.5%、3年生7.7%、4年生6.9%、5年生9.4%、6年生9.4%であった。
父親が肥満であると回答した割合は13.7%、母親が肥満であると回答した割合は11.6%であった。
那覇市小学校に単純集計の結果を12月に報告した。今後、研究目的に対する分析を行う。

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公開日: 2012-07-19  

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