研究課題
基盤研究(C)
沖縄県は復帰後に生活様式、食環境、環境汚染等の急速な変化を経験し、変化に伴う問題が次第に顕在化してきている。そこで那覇市の児童を対象として、アレルギー疾患、肥満の現状に焦点を当てて、復帰後40年の子どもをとりまく生活環境と健康状況を調査した。都市化を示す因子において、アレルギー体質児、喘息児、アトピー性皮膚炎児、肥満児の発症率が有意に高く、反対の傾向を示す結果はなかった。