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2009 年度 実績報告書

ネパール人小児の身体活動量および栄養素等摂取量が身体組成の変化に及ぼす影響

研究課題

研究課題/領域番号 21610026
研究機関九州共立大学

研究代表者

中尾 武平  九州共立大学, スポーツ学部, 助手 (90522300)

研究分担者 大柿 哲朗  九州大学, 健康科学センター, 教授 (20101470)
斉藤 篤司  九州大学, 健康科学センター, 准教授 (90195975)
キーワード小児 / ネパール / 身体組成 / 身体活動量 / 栄養素摂取量 / 発育発逹 / fat-free mass index / fat mass index
研究概要

本研究の目的は、ネパール国丘陵地と都市における生活習慣の違いが、子どもの形態および身体組成の変化に与える影響を検討することである。平成21年度は、2歳から16歳までの丘陵地農村(Kotyang)の196名と都市(Kathmandu)の202名について、身長、体重、皮下脂肪厚7部位、生体電気インピーダンスの計測し、除脂肪量や体脂肪量などの身体組成を算出した。また3日間の歩数・消費カロリー、24時間心電図記録による日常生活中の心拍数、質問紙法による食餌調査および食餌内容調査を実施した。その結果、身長、体重、体格(BMI)および体脂肪成分(FMI)は、都市近郊地域より丘陵地小児の方が低い値であったが、除脂肪指数(FFMI)に関しては生活環境の違いによる差が認められなかった。10-14歳の平均歩数は18,052±2,778歩/日で、心拍数のデータから、日常生活中の運動強度は無気的な運動はほとんど認められず、心拍予備の30~40%に相当する運動強度で生活していることが明らかになった。栄養素摂取量等の地域差に関しては現在分析中である。

  • 研究成果

    (1件)

すべて 2010

すべて 雑誌論文 (1件)

  • [雑誌論文] ネパール丘陵地農村地帯の青少年の日常生活における歩数および心拍数2010

    • 著者名/発表者名
      大柿哲朗, 中尾武平, 斉藤篤司, 鍋谷照
    • 雑誌名

      健康科学 32巻

      ページ: 63-69

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公開日: 2011-06-16   更新日: 2016-04-21  

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