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2011 年度 実績報告書

REMIX:開発者視点のソフトウェア分析ツールキット

研究課題

研究課題/領域番号 21650008
研究機関公立はこだて未来大学

研究代表者

神谷 年洋  公立はこだて未来大学, システム情報科学部, 准教授 (70415660)

キーワードリバースエンジアリング / プログラム理解 / ツール / プログラム検索
研究概要

H23年度の研究実施計画で目標としためは、MapReduce型の分散処理を利用した検索方法(特にインデックス化のアルゴリズム)で、かつ、単なるキーワード検索を超えた複雑なクエリを可能とするような手法を実現することだった。
このうち、MapReduce型の分散処理によるインデックス化については、本年度の研究で利用したLDAアルゴリズムのライブラリ(gensim)がMapReduceではなく独自の分散処理に従っていたため、そちらを利用した分散処理とした。研究を進めるうちに、分析アルゴリズムが独自の並列化機能を含むことが多いことが明らかになってきた(上記のgensimや、グラフデータベースのflockDBなど)ため、必要に応じてそれらの並列化機能を利用することとした。
また、複雑なクエリを可能とする検索については、研究を進めるうちに、クエリの文法(およびその裏にあるデータ構造)が検索手法から独立した一般的なものとする方法は困難であること、したがって、そのようなクエリの仕掛けを盛り込んだツールキットも困難であることが判明した。その解決策として、現在、利用者の手元にあるソフトウェアプロダクトから、検索手法に適したクエリを生成するための手法も含んだ新たな分析手法を目指すこととした。
分析対象の文書を、ソースコード以外に(実行履歴やJavaDocなどに)拡張する手法については、当初の予定より遅れているため、引き続きH24年度の新たな研究課題での検討事項とした。

  • 研究成果

    (2件)

すべて 2011

すべて 雑誌論文 (1件) 学会発表 (1件)

  • [雑誌論文] コードクローン検出技術の展開2011

    • 著者名/発表者名
      神谷年洋
    • 雑誌名

      コンピュータソフトウェア

      巻: Vol28,No.3 ページ: 29-42

    • DOI

      JST.JSTAGE/jssst/28.3_29

  • [学会発表] How Code Skips Over Revisions2011

    • 著者名/発表者名
      Toshihiro Kamiya
    • 学会等名
      Proceedings of the 5th International Workshop on Software Clones
    • 発表場所
      ハワイ
    • 年月日
      20110500

URL: 

公開日: 2013-06-26  

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