研究課題
挑戦的萌芽研究
表面微細構造を持つハニカムフィルムとFI-PEARL単粒子焼結膜を培養基材としてラット骨髄間葉系幹細胞の培養を行い、表面形状が間葉系幹細胞の増殖性、接着形態、分裂過程、未分化性保持に及ぼす影響を調べた。その結果、従来用いられているポリスチレン培養基材と同等以上の増殖性が得られことを明らかにした。さらにタンパク質分解酵素を用いることなく細胞を剥離回収出来る可能性を見出した。表面構造が単一の生きた間葉系幹細胞に与える影響を明らかにするチップ増強ラマン散乱計測法の構築に有効なデータを蓄積した。
すべて 2010 2009
すべて 雑誌論文 (1件) 学会発表 (3件) 図書 (1件)
表面科学
巻: 31 ページ: 392-399