研究課題
挑戦的萌芽研究
広汎性発達障害(以下、PDD)が思春期をどのように体験しているのか、本人たちの経験世界を基盤に性意識の芽生えや二次性徴による自己変容の受止め方をまとめた。出発点においては精神病理学的手法も用いた。また年代による意識変化を明らかにした。PDDの性行動の実態を調査し、その結果から性行動を査定するアセスメントツールを作成した。また、保護者への調査などから年齢(学年)や性別に応じた社会的に要求される性行動と、PDDらの性行動のズレを明らかした。PDDの障害特性に特化した性に関する支援プログラム(当事者向けのワークブック、家族・支援者向けのマニュアルを作成)の開発を行い、実践後その効果測定を行った。最終的に、PDDの支援者を対象とした様々な研修会を通して、研究成果を社会に還元した。
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