本研究はネガティブ感情が摂食行動コントロールを阻害するという仮説の研究である。 第1に摂食量減少技法研究は青山が担当し、実験場面で参加者は、昼食の記憶を促進するために、携帯電話に昼食内容の入力した。この手続きで昼食後の間食摂食量の減少が示された。 第2にラットによる摂食行動喚起の検討は畑が担当した。高カロリー食の制限の有無にかかわらず、交感神経系活動の高まりで、高カロリー食の選択行動が増加することが示された。 第3に肥満治療への影響は佐藤が担当した。リバウンドする患者の性格特徴やネガティブ感情の調査を行いネガティブ感情の影響を示した。
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