• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

2009 年度 実績報告書

思考スタイルの評価・測定・利用に関する総合的研究

研究課題

研究課題/領域番号 21650222
研究機関名古屋大学

研究代表者

三輪 和久  名古屋大学, 情報科学研究科, 教授 (90219832)

研究分担者 山崎 治  千葉工業大学, 情報科学部, 准教授 (90337709)
キーワード思考スタイル / 自己評価 / 他者評価 / 携帯端末 / 評価システム / 統合評価
研究概要

他者評価を行うにあたって大きな障害となるのが,実際に評価を行う時点に生じるコストである。思考スタイルに関する他者評価を行う場合,当人を良く知る知人の協力が不可欠であるが,多くの場合,物理的に離れた場所にある人の協力を得るには大きなコストが必要とされる。そこで本研究では,携帯端末(携帯電話)を用いて,効率的に他者評価を収集するシステムを構築した。
参加者は,それぞれの携帯端末から,自らのプロフィールをサーバに登録する。各参加者にIDが発行される。サーバから個々の参加者に「自己評価キューメール」が送信される。メールには,自己評価アンケートページにアクセスするためのURLが埋め込まれている。そのURLにアクセスすることによって,携帯端末から自己評価を行う。自己評価キューメールと同時に,参加者に「他者評価キューメール」が送信される。参加者は,他者評価を依頼する複数の知人に,他者評価キューメールを転送する。他者評価キューメールを受け取った知人は,そこに埋め込まれたURLにアクセスすることによって,携帯端末から参加者の他者評価を行う。自己評価,他者評価のアンケート結果が揃った時点で,自動的に「自己・他者統合評価チャート」が構成される。参加者に「評価通知キューメール」が送信される。そこに埋め込まれたURLにアクセスすることによって,自己・他者統合チャートを閲覧することができる。

  • 研究成果

    (2件)

すべて 2010

すべて 雑誌論文 (2件)

  • [雑誌論文] 大規模調査に基づく思考スタイルの自己他者統合評価に関する検討2010

    • 著者名/発表者名
      林勇吾・三輪和久・山崎治
    • 雑誌名

      人工知能学会第58回先進的学習科学と工学研究会資料

      巻: SIG-ALST-A903-10 ページ: 51-58

  • [雑誌論文] 協調学習支援を目指した自己他者統合評価システム2010

    • 著者名/発表者名
      山崎治・三輪和久・林勇吾・田村昌彦
    • 雑誌名

      人工知能学会第58回先進的学習科学と工学研究会資料

      巻: SIG-ALST-A903-10 ページ: 109-114

URL: 

公開日: 2012-07-19  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi