本課本課題では対面的な環境での協調学習を支援するための技術として1台のPCで画面を共有しながら複数のマウスなど入力装置を接続し、独立に操作できるようにするSingle Display Groupwareに注目し、これを従来のパーソナルコンピュータと対比して社会性に配慮したコンピュータと位置づける。そして、従来、ブレインストーミングなどで多用される白板と付箋紙を用いたディスカッションをコンピュータ化するアプリケーションとしてMulti-Mouse InfoBoard(MMIB)ならびに多人数でクイズに答えるMulti-Mouse Quiz(MMQ) Systemの開発を進めるとともに利用実践を通じてその効果を明らかにした。
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