研究課題
本研究では、ネットワークロボットや実世界アバタを教室や家庭に配置し、遠隔講義や協調学習、ユビキタス学習を支援する、学習環境を設計、開発、評価を行う。特に、Educational RobotsやAvatarを設計する際に重要となる要件やその学習効果を明らかにし、ガイドラインを作成する。ネットワークロボットを用いて、教育や学習を支援することは、新しい研究分野であり、高度なインタラクティブ性と存在感による、学習への効果が期待される。ロボットを用いることによる学習効果や現象を発見したり、どのような利用方法において、ロボットにどのような能力が必要か、などの設計、開発のガイドラインを策定する。本研究では、平成22年度に実世界アバタやロボットの基盤部分を設計し、開発を行った。1.国内外のネットワークロボットを用いた学習支援の先進的な取組の視察・調査2.遠隔講義を円滑に行うために必要な行動の分析、調査3.ネットワークロボットを用いた学習支援システムの全体設計4.NERBLEのためのサーバシステムの設計と構築5.サーボモータ等を用いたNERBLEのロボット制御装置の設計と開発6.NERBLEの遠隔学習者のためのアプリケーションインタフェースの設計と実装7.NERBLEによる対話型データ可視化システムの設計と実装8.レーザポインタを用いた、指示動作等のアウェアネスシステムの設計と実装9.NERBLEに適したビデオ会議アプリケーションの設計と実装10.NERBLEを用いた学習における教材推薦システムの設計と実装11.第一次プロトタイプシステムの構築12.第一次システムの評価と考察、改善点の抽出
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すべて 雑誌論文 (8件) (うち査読あり 8件) 学会発表 (4件) 図書 (2件) 備考 (1件)
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http://www-b4.is.tokushima-u.ac.jp/ogata/