研究概要 |
図形情報の非視覚化に関わる研究として,伝達手段を実現するソフトウェアの開発とこれに必要な評価手法に関わる研究を並行して行った.ソフトウェアとしては,高校数学で用いる基本的なグラフに対して手描き入力し,曲線の種類を認識したうえで,点図モニタに出力するシステムを開発した.図形情報として伝えるべき情報は概形のほかに,曲線の各種パラメータもあり認識時にそれらも取得することができる.このようなシステムの開発に必要な評価手法として,評価のためのショケ積分の一般化と順位情報に基づく評価関数の推定に関する研究を行った.
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