21-1有機エアロゾル構成分子の生化学的性状の調査 21-2フィールド試料からの極性有機エアロゾル構成分子の高効率・高速抽出法の確立 21-3従来計測法による種々の大気有機エアロゾル中の標的分子の分類とデータの蓄積 当研究室の研究成果を踏まえ、特に一次発生の自然起源有機エアロゾル中の標的成分(生体分子)の化学的性状を確認するために、文献調査によるデータも蓄積してきている。 21-4種々のキャプチヤー生体分子の計測システムの構築 タンパク質・アレルゲン系:汎用性センサーチップを開発し、直接固定化するかもしくはキャプチヤー法を用いる。特に、フィールド調査において、大気中の花粉構成成分などの大気極性有機エアロゾル中の標的生体分子(アレルゲンなど)を粒径別に捕集し、既設の分析装置によって解析した。 21-5大気有機エアロゾル中のアレルゲン分子の濃度の定量性、高時間分解能の検討 結合量はアナライト濃度に依存性について、濃度既知の花粉アレルゲンたんぱく質などの標準物質を用いて検量線を作成し、大気有機エアロゾルの標的生体分子(花粉アレルゲンなど)の検出下限を定め、高時間分解能の大気サンプリングとリンクして、特異性を利用してクルードなサンプルで大気有機エアロゾルの標的生体分子の選択的な定量を行った。 21-6研究結果のまとめ、当初計画の見直しと次年度研究計画の修正、開発計画立案、成果の公表
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