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2011 年度 研究成果報告書

漁業権放棄にみる開発と資源・環境保護の選択の効率性、および公平性の法経済学的分析

研究課題

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研究課題/領域番号 21651014
研究種目

挑戦的萌芽研究

配分区分補助金
研究分野 環境影響評価・環境政策
研究機関横浜市立大学

研究代表者

大澤 正俊  横浜市立大学, 国際マネジメント研究科, 教授 (50305463)

研究分担者 東田 啓作  関西学院大学, 経済学部, 教授
阿倍 高樹  福島大学, 経済経営学類, 教授 (40231956)
研究期間 (年度) 2009 – 2011
キーワード合意形成
研究概要

本研究課題に対し、経済学と法律学の面から考察・分析を行った。経済理論分析の成果は、効率的な資源利用と開発の意思決定のためには、持分を明示的に確定させることが望ましい。また、開発の意思決定主体が誰であるか、またどのような補償ルールが基準として設定されているかによって、開発量や漁獲量が大きく影響を受ける、というものである。法学的分析の成果は、現行法のもとでも、漁業協同組合の各組合員に共同漁業権が成立し、各組合員は、共同して一定の漁場を管理し、漁業を営む権利を有しており、総有説には限界がある。この結論は、所有権を前提として経済理論分析を行うことを可能にし、かつその分析がこの問題の解決に対して有効であることを示している、というものである。

  • 研究成果

    (3件)

すべて 2012

すべて 雑誌論文 (3件)

  • [雑誌論文] 共同漁業権の法的性質の一考察2012

    • 著者名/発表者名
      大澤正俊
    • 雑誌名

      横浜市立大学論叢 社会科学系列

      巻: 64巻、第1号 ページ: 1-12

  • [雑誌論文] 資源の利用権制度と開発の効率性-埋立てと漁業補償のケース2012

    • 著者名/発表者名
      東田啓作
    • 雑誌名

      関西学院大学産研論集

      巻: 第39号 ページ: 43-49

  • [雑誌論文] 漁業補償制度の効率性2012

    • 著者名/発表者名
      東田啓作
    • 雑誌名

      経済学論究

      巻: 第66巻3号 ページ: 117-137

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公開日: 2015-03-12  

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