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2009 年度 実績報告書

現代日本のポピュラーカルチャーの相関分析による成立基盤の実証的研究

研究課題

研究課題/領域番号 21652020
研究機関京都精華大学

研究代表者

高橋 伸一  京都精華大学, 人文学部, 教授 (40309125)

研究分担者 井上 雅人  武庫川女子大学, 生活環境学部, 講師 (60388189)
今井 隆介  花園大学, 文学部, 講師 (00507139)
瓜生 吉則  立命館大学, 産業社会学部, 准教授 (40513205)
増田 聡  大阪市立大学, 文学研究科, 准教授 (50325304)
小松 正史  京都精華大学, 人文学部, 准教授 (40340509)
キーワードポピュラーカルチャー / ポップカルチャー / 大衆芸術 / 芸術一般 / 芸術学 / 実態調査・実証的研究 / 文化構造探求 / キーワード戦略
研究概要

本研究プロジェクトは 人文学・社会学系等の研究者が多数参画し、多岐にわたる専攻分野から現代日本のポピュラー文化の生成因、消費構造、再生産構造等を実態調査を通じてつまびらかにし、その全容を明確なイメージとして明らかにしようとするものである。
平成21年度の研究目標は、最終的な成果として得られる動的イメージ-研究の出発点における仮説-のフレームワーク、具体的にはポピュラーカルチャーにアプローチする観点や方法などを確定することであった。個別な事象を断片的に捉え分析麻痺に陥る従来の方法を排しつつ、新しい視点と方法を獲得するためには、ポピュラーカルチャーの向こう側にあるものを意識しながらなされる、研究メンバーの学際的な「実態調査の実施」から始まる諸活動が重要な鍵になる。このような展望のもと、平成21年度においては、第9回~11回のポピュラーカルチャー研究会で6名の研究員メンバーが「実態調査の実施」の報告を行った。そして、この3回の調査報告を『ポピュラーカルチャー研究』(Vol.3)としてまとめた。2007年度から展開してきた本研究プロジェクトの実態調査を踏まえれば、かなりのデータの蓄積と分析がなされたと言える。また、平成21年度には、最終的なイメージ-構造-を明確にするための戦略も確定した。現時点で拡散し動いているポピュラーカルチャーを捉えるには、まずはその諸相を従来とは異なった観点(キーワード)から組みなおし、その体系を提示する必要がある。平成21年度は、最終研究成果物である『ポピュラーカルチャー・キーワード集』(仮題)の編纂委員会を設置し、そこで、キーワード戦略を確定した。この体系を最終的にどう提示できるのかが平成22年度の大きな目標になる。

  • 研究成果

    (1件)

すべて 2010

すべて 図書 (1件)

  • [図書] 『ポピュラーカルチャー研究―第9~11回ポピュラーカルチャー研究会報告書―』(Vol.3)2010

    • 著者名/発表者名
      高橋伸一編
    • 総ページ数
      160
    • 出版者
      非売品

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公開日: 2011-06-16   更新日: 2016-04-21  

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