研究課題
挑戦的萌芽研究
グローバル化の最先端で劇的な社会変動が進行する地域社会において、住民のローカリズムやグローバル化へのイデオロギーが地域方言の変容にどのような影響を与えるのか、従来の計量的分析に質的洞察を組み込むことにより検証した。その結果、住民の方言使用(意識)は、反グローバル化とグローバル化を受容し地域の活性化を志向する二種類のローカリズムと正の相関を持つことが分かった。また、特に反グローバル化イデオロギーは、自然談話における方言的音声(分節音)の頻繁な使用により顕在化することも示した。
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日本語学11月臨時増刊号『言語研究の新たな展開』
巻: 11月臨時増刊号 ページ: 256-275