研究課題
挑戦的萌芽研究
文化的アイデンティティと「領域性」の問題を、国境地帯における文化的アイデンティティをめぐる言説と、領土をもたないが主権をもつという国際法主体をめぐる言説の分析を通して再検討した。そこから、文化的アイデンティティがしばしば特定の領域と結びつけてとらえられることの背景には国民国家的思考が埋め込まれていること、また領域に縛られない文化的空間概念を提示していく必要性が浮かび上がった。
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