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2010 年度 実績報告書

「子どものための哲学」の論理学的推論過程を取り入れた教科授業の設計と評価

研究課題

研究課題/領域番号 21653100
研究機関兵庫教育大学

研究代表者

松本 伸示  兵庫教育大学, 学校教育研究科, 教授 (70165893)

研究分担者 森 秀樹  兵庫教育大学, 学校教育研究科, 准教授 (00274027)
キーワード哲学 / 論理学 / 推論過程 / 授業設計 / 評価
研究概要

本年度は,1年目において分析した論理的な要素とそのテキスト部分を中心として実際に,理科および社会科の中で授業実践を行った.「子どもための哲学」授業についてはすでに宮崎県や愛知県の小学校で実践を行ってきた実績がある。昨年度,プレ授業で理科授業を実施した延岡市立岡富小学校において,今年度は「子どものための哲学」授業の手法を取り入れた理科授業を行うとともに,西宮市立上ヶ原小学校において,昨年新たに日本語版を作成した「Nous」の授業実践を行い,理科及び社会科授業との接続の可能性を検討した。また,昨年,韓国・慶尚大学のPARK教授と研究協議した「子どものための哲学」の手法を取り入れた作文指導の考え方を取り入れたレポートづくりを,これらの小学校を中心として検討した.さらに,論理的推論過程を取り入れた教材開発については今年度も兵庫教育大学附属中学校において実践を通して開発した。評価については,論理的な思考能力や教科における知識が生活に適応することができるようになっているかを評価する評価票をオーセンティックアセスメントの考え方も取り入れ作成し,その有効性と妥当性を検証した.

  • 研究成果

    (6件)

すべて 2010

すべて 雑誌論文 (3件) 学会発表 (3件)

  • [雑誌論文] 小学校理科におけるオーセンティック概念に基づいた指導と評価-第6学年理科「ものの燃え方」を事例に-2010

    • 著者名/発表者名
      小川博士・松本伸示
    • 雑誌名

      日本理科教育学会全国大会発表論文集第8号

      ページ: 137

  • [雑誌論文] 作問指導を通した理科授業の学習効果2010

    • 著者名/発表者名
      平田豊誠・松本伸示
    • 雑誌名

      日本理科教育学会全国大会発表論文集第8号

      ページ: 313

  • [雑誌論文] Multiple Intelligences理論を取り入れ,実感を伴った理解を図る理科学習2010

    • 著者名/発表者名
      玉村かおり・松本伸示
    • 雑誌名

      日本教科教育学会第36回全国大会論文集

      ページ: 52-53

  • [学会発表] Multiple Intelligences理論を取り入れ,実感を伴った理解を図る理科学習2010

    • 著者名/発表者名
      玉村かおり・松本伸示
    • 学会等名
      日本教科教育学会第36回全国大会
    • 発表場所
      弘前大学
    • 年月日
      2010-10-02
  • [学会発表] 小学校理科におけるオーセンティック概念に基づいた指導と評価-第6学年理科「ものの燃え方」を事例に-2010

    • 著者名/発表者名
      小川博士・松本伸示
    • 学会等名
      日本理科教育学会 第60回全国大会
    • 発表場所
      山梨大学
    • 年月日
      2010-08-07
  • [学会発表] 作問指導を通した理科授業の学習効果2010

    • 著者名/発表者名
      平田豊誠・松本伸示
    • 学会等名
      日本理科教育学会 第60回全国大会
    • 発表場所
      山梨大学
    • 年月日
      2010-08-07

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公開日: 2012-07-19  

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