研究課題
挑戦的萌芽研究
本研究では、原子間力顕微鏡のカンチレバーによる荷重測定と水晶マイクロバランスによるエネルギー散逸測定を組み合わせてナノスケール領域での固体-固体間の動摩擦のエネルギー散逸を測定できるシステムを開発した。さらに開発した測定システムを利用して、グラファイト基板およびC60蒸着膜と探針間の動摩擦力を測定し、動摩擦力はすべり距離が基板の格子間隔より長いときは一定になるのに対して、格子間隔以下ではすべり距離に比例することを明らかにした。
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すべて 雑誌論文 (2件) (うち査読あり 2件) 学会発表 (6件) 備考 (2件)
e-J. Surf. Sci. Nanotech
巻: 10 ページ: 100-102
J. Phys. Conference Series
巻: 258 ページ: 012019-1-5
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http://ns.phys.uec.ac.jp/