研究課題
挑戦的萌芽研究
本研究では、強相関電子系における電子系の異方性の重要性に着目し、「熱電能の準連続的角度分解測定」という新たな実験手法の構築を目指した。そこでは、まずはこの手法が最も適している有機導体に適用して技術開発研究を行った。さらに、フェルミ面研究の新たな方法、絶縁相近傍金属の異常輸送現象に対する新研究戦略、超伝導対称性の新決定法など、重要問題に対する新たな研究手法の構築を目指した。また、一部の物質においては、実際に、フェルミ面の面内異方性を反映した熱電能の角度依存を観測することに成功した。
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すべて 雑誌論文 (3件) (うち査読あり 3件) 学会発表 (20件) 備考 (1件)
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巻: 81 ページ: 033903-033911
高圧力の科学と技術
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