研究課題
挑戦的萌芽研究
湿った砂の直方体の柱に水が浸透することにより発生する地滑りの全過程を調べるために室内実験を行った。実験の結果、地滑りは地下水が砂柱を通過した後に起きること、地下水の上昇に伴い、地滑りの回数が0から3まで増加した後、土石流に転じること、地滑りが起きるまでの時間は地下水位で決まる浸透時間でスケールされることが分かった。また地滑りが起きる前に砂柱の底面の圧力が減少するのに対して、側面における圧力が増大することが分かった。これは圧力測定により地滑りが起きる前段階をモニターできることを示唆している。
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すべて 雑誌論文 (2件) (うち査読あり 2件) 学会発表 (10件) 備考 (1件)
Geochem. Geophys. Geosys
ページ: Q03007
doi:10.1029/2011GC003994
J. Geophys. Res.
巻: 114 ページ: B04413
doi:10.1029/2008JB005999
http://hakusan.s.kanazawa-u.ac.jp/~sumita/