研究課題
挑戦的萌芽研究
α-黄銅ならびにα+β二相Ti-6Al-4V合金における疲労き裂発生挙動ならびに初期進展挙動の観察を行った.α-黄銅における初期き裂の屈曲挙動はき裂前縁形状とすべり面との幾何学的相対関係により支配され,き裂面の連続性ができる限り保たれる方向へ屈曲することが明らかとなった. Ti-6Al-4V合金では,疲労き裂発生は比較的柔らかく結晶粒の大きいα相において起こること,また針状のα+β二相領域との粒界に達する場合結晶粒界に沿って迂回して進展する傾向が認められた.
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