研究課題
挑戦的萌芽研究
張力を持つ薄膜MEMSねじり振動子に熱変形が重なると、顕著にバネが硬くなる非線形性を示す性質を利用し、新しい赤外線センサを提案した。設計・製作し、基本特性を確認した。昇温により膜厚程度のたわみが発生すること、共振周波数が増加することが確認された。共振周波数の変化を利用した熱型赤外線センサとなる。製作したデバイス例では、真空条件での共振ピークのシフトから、少なくとも0.04℃の温度変化が測定できると見積もられ、有望である。
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Journal of Lightwave Technology
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http://www.toyota-ti.ac.jp/mems/index.htm