研究課題
挑戦的萌芽研究
地震動を受ける石場建て伝統的木造建築物の円柱を想定した加振実験で観察された加振方向のロッキングから鉛直軸回りの回転挙動への運動遷移が、これまで報告されていない臨界挙動であることを理論的に明らかにした。着目した回転挙動の発生は、加振直交方向の斉次方程式の非自明解の存在条件で表すことができ、異なる運動への遷移過程を説明する理論展開の妥当性を数値解析的に検証し得た。これらの成果は、重要文化財を含む伝統的木造建築物の耐震設計に資する。
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Proceedings of IASS Symposium Spatial Structures-Temporary and Permanent、International Association for Shell and Spatial Structures
巻: (CD-ROM)
Proceedings of the 9th Asian Pacific Conference on Shell and Spatial Structures、International Association for Shell and Spatial Structures