研究課題
挑戦的萌芽研究
古民家における使用部材の樹種および材積と周辺地域の植生との関係について愛媛県内で調査を行なった。確認された樹種のほとんどは各調査家屋周辺の植生と一致しており,周辺の材を使用していることが分かった。使用材積が多いのはスギ,ヒノキである。周辺地域に発展した林業地から,あるいは自宅裏山から伐採,入手していたと考えられる。また,適材適所に応じて広葉樹も多くの種類が使用されていたが,一部は手近にあるもので間に合わせていた。
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