研究課題
挑戦的萌芽研究
温度に応じて体積を変化させる高分子を吸着剤の細孔を塞ぐように被覆することで新規吸着剤を開発した。この吸着剤は25℃程度の低温では,溶液のpH変化に対応して分子を吸脱着するが,40℃程度の高温では,分子を全く吸脱着しなくなった。また,この高分子に架橋剤を少量添加することで,分子を吸脱着しなくなる温度を約5℃高温側にずらすことに成功した。これらの知見を活かすことで,新規ドラッグデリバリー用キャリヤーや温度勾配クロマトグラフィーへの展開が期待できる。
すべて 2012 2011 2010
すべて 雑誌論文 (2件) (うち査読あり 2件) 学会発表 (5件) 産業財産権 (1件)
J. Colloid and Interface Sci
巻: (印刷中)
巻: Vol.354 ページ: 771-776