研究課題
挑戦的萌芽研究
同じ個体が有性生殖と単為生殖を使い分けるミジンコの単為生殖過程では、'減数しない減数分裂'により2倍体となった卵が発生を開始することがわかった。卵巣では、成熟卵が第1減数分裂中期で受精を待ち、精子の侵入がないまま排卵されると分裂を途中で停止し並び直した染色体が次の分裂を行い、単為発生する。一方、受精が起こると減数分裂が進行し、卵核と精子が融合して2倍体となって発生するという仮説を立て、検証中である。
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Zoological Science
Chromosome Research
巻: 18(7) ページ: 833-840
DOI:10.1007/s10577-010-9159-2
http://www.sci.hokudai.ac.jp/~st/shinka3/Welcome.html
http://www.sci.hokudai.ac.jp/bio/