研究概要 |
曝露予防策の組織的なアプローチ法を検討する目的で2段階調査(量・質)を施行した.がん化学療法認定看護師が活動している施設でさえ,組織的な指針を有しているのは60.4%であり,推進力には組織的要因が大きいことが明らかにされた.統合的アプローチができている施設の指針作成から定着までに必要な要素を質的帰納的に明らかにした.その結果,指針作成には<推進者個人の意識の高まりとともに組織の意識の高まり>などの4要素,定着には2要素が重要であることが明らかになった.この結果と文献より統合的アプローチ法の検討を行った.
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