研究概要 |
続発性リンパ浮腫改善のため継続可能なセルフの徒手リンパマッサージの手技の開発を目的とする。 本研究により,上半身のリンパマッサージは時間をかけて行う必要があること,下肢のマッサージは継続して行うことで効果が出ること,自己効力感が高い方が継続しているが, QOLが低下している方が自己効力感も高くなることがわかった。また,事前調査の結果より運動療法との併用は効果が出る傾向があることより,リンパマッサージの手技には次の内容を入れることとした。(1)上半身マッサージを時間をかけて,特に体側を意識して行う。(2)下肢のマッサージに足背の運動を入れながら行う。今後は,この手技の効果について調査が必要となる。
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