研究課題
若手研究(A)
Fynチロシンキナーゼを介した神経細胞の形態制御の分子基盤の解明を目的として、Fynの基質として同定した新規分子TCGAPの機能解析を行った。その結果、(1) TCGAPは細胞の輸送系を制御していること(2) TCGAPはspineのみならずdendriteの形成も制御していること(3) TCGAP欠損マウスでは種々の行動に異常が見られること、が明らかになった。以上の結果から、Fynを介したシグナリングによる脳高次機能制御、及びその破綻による疾患の分子基盤を明らかにすることができた。
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