研究課題
若手研究(A)
ラットの線条体における運動情報と報酬情報の統合の過程を細胞レベルで調べた。前肢運動を発現中に、線条体の単一神経細胞の発火活動とドーパミンD1受容体の発現を傍細胞記録法により解析した。線条体細胞は、D1発現の有無にかかわらず、運動情報に報酬による正の修飾を受けた。運動野では報酬による修飾はみられなかった。運動系の大脳皮質-基底核ループでは、報酬情報と運動情報の統合にD1受容体の発現が決定因子ではないことが示唆された。
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J Neurosci
巻: 30 ページ: 13679-13689
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Nat Neurosci
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http://www.tamagawa.ac.jp/brain/news/110804.html