研究課題
若手研究(A)
本研究はカムランドを用いた世界最高感度での二重ベータ崩壊探索実験を実現するための開発研究を目的とし、内部に設置するミニバルーンの開発と設置方法、およびキセノン溶解液体シンチレーターの送液方法の確立を行った。また、この結果を反映した検出器の製作、および建設作業を終え、二重ベータ崩壊探索実験、カムランド禅が開始した。カムランド禅実験は78日の観測結果を元に最初の結果を公表し、キセノン136のニュートリノを伴う二重ベータ崩壊については2. 38±0. 02(stat)±0. 14(syst)×10^21yrという測定値、ニュートリノを伴わない二重ベータ崩壊については > 5. 7×10^24yr(90%CL.)をいう下限値を与えた。
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http://www.awa.tohoku.ac.jp/