研究課題
若手研究(A)
本研究は、偏極原子核のベータ崩壊における、時間反転対称性を破る三重相関の有無を、カナダのTRIUMF研究所において世界最高精度で探索する実験研究である。ドリフトチェンバーを用いた電子線横方向偏極度計を開発し、TRIUMF-ISACで生成される偏極8Liのベータ崩壊によって放出される電子の横方向偏極を、Mott散乱飛跡を検出する事で計測する。2010年度にデータ収集を行い、最高統計精度を得ると共に、系統誤差を抑制しうる次世代実験装置の開発にも成功した。
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Journal of Physics: Conference Series 312
ページ: 102011
doi:10.1088/1742-6596/312/10/102011
Journal ofPhysics:ConferenceSeries312
巻: 102012
doi:10.1088/1742-6596/312/10/102012