光トラップ中で41カリウムと87ルビジウムを同時にボース凝縮させることに成功した。3次元光格子ポテンシャルを作るために、半導体励起固体レーザー(DPSS)の開発を行い、単一周波数(波長1064nm)で10ワットのcwレーザーの作成に成功した。さらに、波長809nmの光トラップも用いることで、ルビジウムとカリウムの質量差からくる位置のずれを補正することにも成功した。また、フェッシュバッハ共鳴を用いて、異種原子間の相互作用を制御することで、ルビジウムとカリウムの2つのボース凝縮体の相分離と混合の制御が可能なことを示した。
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