研究課題
若手研究(A)
弾性流体潤滑状態において,各種潤滑油をを使用した際に出現する特異油膜形状に代表されるような,高圧・高せん断場でのレオロジー特性を明らかにすることを目的に,油膜厚さと温度の計測を行った.また,静的条件での相変化をダイアモンドアンビルセルによって調べた.その結果,潤滑面の温度は極めて小さいことがわかった.また,静的条件における状態図との比較の結果,潤滑膜は接触域で圧力の影響のため固化を起こし,特異油膜形状の発生に寄与していることを実験的に裏付けることができた.
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トライボロジスト Vol.56, No.1
ページ: 30-36