研究概要 |
本研究では,研究代表者はこれまでに開発した「パルス変調誘導熱プラズマPMITP」に基づいて,20kWオーダのナノ粒子生成用大電力PMITPを開発し,熱プラズマへの変調が生成ナノ粒子に与える影響を検討した。テストナノ粒子としてTiO_2ナノ粒子を対象とした。生成ナノ粒子の検討した結果,熱プラズマのパルス変調率により,生成ナノ粒子の平均粒径を制御できること,生成TiO_2ナノ粒子の80-90%はAnatase相のものができ変調率にほとんど依存しないこと,反応容器内の平均温度が,パルス変調により低下することを明らかにした。
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