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2009 年度 実績報告書

農業経営統計における調査票情報の高度利用に関する基盤確立

研究課題

研究課題/領域番号 21688017
研究機関京都大学

研究代表者

仙田 徹志  京都大学, 学術情報メディアセンター, 准教授 (00325325)

キーワード農業経営統計 / 高度利用 / 調査票情報 / 経済統計
研究概要

今年度に実施した研究実績は以下の二点に集約される。
(1) 農業経営統計における高度利用手法の検討
第一に農家経済調査、農業経営統計の年度間マッチングについて検討を行い,標本調査である農家経済調査、農業経営統計のパネルデータ構築のための基礎作業を実施した。第二は、上記のデータマッチング結果とこれら標本調査の母集団フレームである「農林業センサス」とのリンケージ方法の検討である。このリンケージによって、農家経済調査、農業経営統計では得られない世帯情報を始めとする多くの有益な情報が付加されることになる。これらは統計法の目的外使用申請に基づき実施されるものであることから,今年度は申請に向けた情報収集を行い,申請に向けた準備を行った。
(2) 民間統計も含めた農業経営統計の効果的な提供方式の検討(データアーカイブの検討)
目的外利用の申請の審査期間は、政府統計のデータを利用することはできないので、政府統計にかかわるアルゴリズムを作成するとともに、民間(農業関連団体等)で実施されている大規模な農業経営関連の調査の個別調査票のデータベース化を実施した。その結果,平成18,19年の民間団体によって実施された農家調査を収集し,アーカイブ化する作業を実施した。

  • 研究成果

    (2件)

すべて 2009

すべて 雑誌論文 (2件) (うち査読あり 1件)

  • [雑誌論文] 圃場分散と面的集積の意向に関する規定要因2009

    • 著者名/発表者名
      藤栄剛・仙田徹志
    • 雑誌名

      農業経営研究 第47巻第1号

      ページ: 152-156

    • 査読あり
  • [雑誌論文] 戦前期農家経済調査の標本連続性と農家経済構造2009

    • 著者名/発表者名
      仙田徹志・草処基
    • 雑誌名

      統計研究シリーズ 農家経済調査の資料論的研究 63

      ページ: 83-122

URL: 

公開日: 2011-06-16   更新日: 2016-04-21  

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