研究課題
若手研究(A)
本計画における成果は以下の通りである。RAGEにリガンドが結合すると、膜直下細胞質領域の391SerがPKCzによりリン酸化を受ける。このリン酸化修飾が後の多彩な信号伝達に必須であり、TLR2とTLR4に共通のアダプタータンパク質であるTIRAPとMyD88をリクルートすることで下流に様々なシグナルを伝達できる(TRAMはリクルートされない)。その結果、NFkB活性化の誘導を介して様々な炎症性サイトカインが誘導される。本成果は、S100タンパク質群をリガンドとするRAGEの炎症憎悪への役割を理解するための大きな手がかりとなるばかりでなく上記疾患の治療対策に貢献することが大いに期待される。
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