研究課題
若手研究(A)
過剰な飽和脂肪酸による広義の脂肪毒性は、メタボリックシンドロームの基盤病態と考えられる。本研究では、脂肪細胞とマクロファージの相互作用に注目して、肥満の脂肪組織炎症の新しい制御分子を探索し、マクロファージに発現する炎症抑制性転写因子ATF3と新規病原体センサーMincleを同定した。肥満の脂肪組織において、飽和脂肪酸は肥大化した脂肪細胞から大量に放出され、血中を介して遠隔臓器に脂肪毒性を誘導するだけでなく、脂肪組織局所においても炎症反応を制御することが明らかになった。
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