研究課題
若手研究(A)
悪性黒色腫の進展、治療応答性を調節する因子としてのインテグリンαvβ3の重要性を検証した。抗がん剤、B-RAFキナーゼ阻害剤への治療抵抗性を獲得した腫瘍細胞は、インテグリンαvβ3発現が亢進しており、樹状細胞上のリガンドと結合することで免疫寛容を惹起すること、この抗腫瘍免疫応答障害が治療抵抗性獲得に関連することを明らかとした。以上は、悪性黒色腫の治療抵抗性と免疫応答抑制との分子連関を明らかにした点で重要な成果である。
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