研究課題
若手研究(A)
卵巣癌の転移浸潤における新規上皮間葉転換(EMT)誘導転写因子を同定した。ALX-1あるいはPLAG2が卵巣癌の腹膜播種形成に促進的な影響を及ぼしていることを明らかにした。さらに、薬剤耐性化卵巣癌におけるEMT発現と転移浸潤能亢進にはmicroRNA(miR-200cを介する新規メカニズムを明らかとした。腹膜播種・進展には中皮(Cancer associated mesothelial cell : CAM)-卵巣癌細胞間の相互EMT化に基づく微小環境の重要性が明らかとなった。新規EMT誘導転写因子を分子標的とすることによって腹膜播種あるいは薬剤耐性卵巣癌に対する治療に応用できる可能性が示唆された。
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