組込みソフトウェア仕様化のための非正常系分析支援ツールの構築

2011 年度 研究成果報告書

• 研究課題/領域番号: 21700037
• 研究種目: 若手研究(B)
• 配分区分: 補助金
• 研究分野: ソフトウエア
• 研究機関: 九州工業大学
• 研究代表者: 片峯 恵一 九州工業大学, 大学院・情報工学研究院, 助教 (00264135)
• 研究期間 (年度): 2009 – 2011
• キーワード: ソフトウェア工学 / ソフトウェア効率化・安定化 / モデリング / 非正常系 / 組込みソフトウェア

研究概要

高品質な組込みソフトウェアを開発するために、非正常系と呼ばれる例外や障害などの事象に着目して、情報の流れに着目した情報フローダイアグラムによる静的要求分析手法、および状態遷移に着目した分析マトリクスによる動的な要求分析手法を統合した非正常系分析手法を研究した。また、実用性を考慮し、分析範囲を制限するための手法を導入した。

研究成果

• [雑誌論文] 問題フレームに基づく家電製品の非正常系シナリオの発見 (2011)
  • 著者名/発表者名: 三瀬敏朗、橋本正明、片峯恵一、中谷多哉子
  • 雑誌名: 電子情報通信学会技術研究報告 巻: KBSE2011-25 ページ: 7-12
• [雑誌論文] 非正常系現象に着目した組込みシステムの障害シナリオ分析手法 (2011)
  • 著者名/発表者名: 三瀬敏朗、新屋敷泰史、片峯恵一、橋本正明、中谷多哉子、鵜林尚靖
  • 雑誌名: 電子情報通信学会技術研究報告 巻: KBSE2010-50 ページ: 19-24
• [雑誌論文] 組込みシステム非正常系分析手法の定性推論による定式化 (2009)
  • 著者名/発表者名: 片峯恵一、新屋敷泰史、三瀬敏朗、中谷多哉子、鵜林尚靖、橋本正明
  • 雑誌名: 電子情報通信学会技術研究報告 巻: KBSE2009-27 ページ: 57-62
• [雑誌論文] 組込みシステム非正常系分析手法の統合 (2009)
  • 著者名/発表者名: 片峯恵一、新屋敷泰史、三瀬敏朗、橋本正明、中谷多哉子
  • 雑誌名: ソフトウェアエンジニアリング最前線2009情報処理学会ソフトウェアエンジニアリングシンポジウム ページ: 187
  • 査読あり
• [学会発表] 組込みシステム非正常系分析手法 (2010)
  • 著者名/発表者名: 片峯恵一
  • 学会等名: 情報処理学会ソフトウェア工学研究会要求工学ワーキンググループ・ワークショップ・イン・壱岐
  • 発表場所: 長崎
  • 年月日: 20101021-23