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2011 年度 実績報告書

三次元集積化システムオンチップのテスト手法に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 21700059
研究機関奈良先端科学技術大学院大学

研究代表者

米田 友和  奈良先端科学技術大学院大学, 情報科学研究科, 助教 (20359871)

キーワードシステムオンチップ / 三次元集積化 / テスト容易化設計 / テストアーキテクチャ / 高品質遅延テスト
研究概要

平成23年度は,三次元集積化システムオンチップにおける貫通電極(Through Silicon Via,以下TSV)に対し,高品質テストを実現するテスト手法およびテストアーキテクチャに関する調査および研究を行った.TSVに対するテストアーキテクチャおよびテスト手法に関しては,従来の2次元システムオンチップのテストに関する標準化であるIEEE Standard 1500を拡張した標準化作業が進んでおり,新しい手法の提案には至らなかった.しかし,このテーマに関してマレーシアのUniversiti Teknologi PetronasのHussin講師と共同研究を開始しており,次年度以降も継続してテストアーキテクチャ,テスト容易化設計およびテストスケジューリングに関する議論・研究を行う予定である.
一方,平成22年度から継続した研究テーマとして,三次元集積化システムオンチップのテスト実行時の時間的・空間的温度ばらつきを低減し,高品質遅延テストを実現するテストパターン生成法を提案した.この成果は,VLSIテストに関する国際会議である「IEEE European Test Symposium 2011」にて発表を行った.
さらに,三次元集積化システムオンチップに対し,近年問題となっている微小遅延欠陥検出に関する研究を行った.三次元集積化システムオンチップでは膨大なテストデータ量が問題となるため,少ないテストデータ量で微小遅延欠陥に対して高品質テストを実現するためのテストパターン生成法を提案した.この成果は,VLSIテストに関する最高峰の国際会議であるIEEE International Test Conference 2011」にて発表を行った.

  • 研究成果

    (2件)

すべて 2011

すべて 学会発表 (2件)

  • [学会発表] Faster-Than-At-Speed Test for Increased Test Quality and In-Field Reliability2011

    • 著者名/発表者名
      Tomokazu Yoneda
    • 学会等名
      IEEE International Test Conference
    • 発表場所
      アメリカ アナハイム
    • 年月日
      2011-09-20
  • [学会発表] Temperature-Variation-Aware Test Pattern Optimization2011

    • 著者名/発表者名
      Tomokazu Yoneda
    • 学会等名
      IEEE European Test Symposium
    • 発表場所
      ノルウェー トロンハイム
    • 年月日
      2011-05-25

URL: 

公開日: 2013-06-26  

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